鑑定書と鑑別書の違い

2016/11/29 2016/12/05

ダイヤモンド鑑定鑑定書鑑別書

鑑定書と鑑別書の違いをご存じでしょうか？
ちょっとした豆知識です。

1 ダイヤモンドは鑑定書
2 鑑別書は素材などの見極め
3 鑑定書や鑑別書は誰でも発行可能？

ダイヤモンドは鑑定書

実は鑑定書はダイヤモンドにしか存在しません。
ルビーやエメラルド、サファイアには鑑定書が無いのです。

鑑定書がダイヤモンドにしかない事は、あまり知られていないようです。
鑑定書と鑑別書は同じものだと思っている買取店のスタッフもいるぐらいです。

また鑑定書にはダイヤモンドの評価について書かれています。
鑑定書が無くてもダイヤモンドの買取りは可能なのですが、あれば査定価格がアップする事があります。

鑑別書は素材などの見極め

鑑別書には宝石の素材などが記されています。

例えば「この宝石はルビーです」、「これはエメラルドです」というように宝石の種類を特定します。
ルビーやエメラルドは素人目で見ても分かりそうですが、トルマリンやクリソベリル等は素人では判断できません。
そういった場合に活躍するのが鑑別書になります。
また鑑別書は天然なのか人工物なのかについても判別してくれます。

ダイヤモンドの評価は鑑定書でおこなうのですが、ダイヤモンドの真贋を判別するなら鑑別書が必要になります。